富士山に登り隊2014レポート

富士山に登り隊2014 2014.07.11-12

今年も日本一の山、富士山に登ってきました。

一回目の…と書きたいところですが、実は六月にも一度トライをしたのですが、その時にはまだ雪が七合目の手前まで残っていて、その時はあきらめました。

IMG_2415

で、改めて七月のトップシーズン前に再度チャレンジ(リベンジ?)ということで行ってきました。

DSC_0968

富士山が世界遺産になったために、富士宮側も含めてかなり早い段階からマイカー規制が始まりました。

というわけで、いつもトイレに寄る水が塚駐車場(マイカー規制中は1,000円/台)に車を止めて、シャトルバス(往復で1,500円)で五合目まで行く事にしました。

DSC_0970 DSC_0969

ラジオやテレビなどでは富士宮口登山道も開通しました、というようなことを言っていましたが、駐車場に着くと「八合目から上は登れません」とのこと。今回は登る気満々ですので「はいはい」といってスルーします。というか、詳しい状況を聞いても駐車場の人たちは全く知らないようで、言われた事を伝えているだけという感じでした。

八合目までいけるなら途中でプリンスロードから御殿場口登山道か、さらに吉田口登山道まで回り込めば上まで上がれるでしょうし、最悪ブル道でもいいですしね。富士山に登る人は意外と地図を持っていないみたいですが、隊長たるもの、いつも持っていますので問題無しです。(まぁね、確かに登る分には要らないかもしれませんが、下るときには必須かと思うんです。特にブル道間違えやすいですし)

今回は忘れ物があっても取りに戻れませんので、入念に持ち物を確認してOKとなったところでシャトルバスに乗り込みます。八時出発のバスでしたが、貸切かな?と思いましたがぎりぎりになって他にも何人か乗り込んできました。

DSC_0971

台風一過を狙って結構登る人が居るのではないかと思いましたがちょっと拍子抜けしました。

これもマイカー規制のおかげでしょうか?、静かに登れそうです。

DSC_0972

シャトルバスの中では映像講習(笑)を流しています。
無事に富士宮口五合目に到着、なんとまだお土産屋さんがやっています!?

DSC_0973

こちらは高度調整とご来光に合わせて登るので、試食のお菓子をぽりぽりしたりしながら無駄にうろうろしつつ時間調整したり。で、トイレも済ませてからCW-Xをはいたり長袖シャツその他を着たりして、いざ山頂目指して登山開始です。

IMG_2425

月がよく見えます…どうやら土曜日が満月だったらしく、この時点ではとても明るいです。

IMG_2430

そうこうしているうちに20分ちょっとで六合目の雲海荘に到着、いいペースです。

ここで靴紐を結びなおして、いざ新七合目へ歩みを進めます。
ちなみに今回は雲海荘の裏の登山道のところはゲートはありませんでした。:-)

道中すすむと、女性二人がうずくまってます。
ばててしまったみたいですが、まだまだ先は長いですからねーと言っておきました。
あきらめて帰らないと、低体温症になってしまいますしね。

さらにしばらく歩くと、先月リタイアした新七合目の手前あたりまできましたが、もうこの辺には雪は全くありません。(登山道横の雪渓にはたっぷりありますが)

休憩していた団体さんに分かれ道があってどっちに行ったほうがいいのでしょうか?と聞かれたので(地図持って無いのかよ、というか下調べしていないのか?)、どちらにいっても結局は新七合目は通らないと元祖七合目にはいけませんので残念ですががんばってください、と答えておきました。

IMG_2431

団体さんを追い抜きつつも、ペースが上がりませんが一時間程して新七合目へ。どうも平均ペースのようです。やはり五合目で仮眠していたときとは明らかにペースが上がりません。というか、今回は山小屋ごとにツイッターしていたからかもしれませんが!?

山小屋の人が「トイレ使うなら小銭ありますから声掛けてください」と親切に言ってくれました。
でも大丈夫です、全部汗で出てしまっています。:-)

団体さんが追いついてきたので一足先に新七合目を出発します。

するとさっきまで出ていた月が見えなくなり、ぽつりぽつりと降ってきました。いつもでしたら雲より高い富士山ですからすぐに止んでしまうので気にせず登っていましたが、どうも様子が違います。これはレインウェアを着ないとダメだということで元祖七合目手前で着てしばらくしたら土砂降りになりました。基本的に富士山は雨宿りをするところはありませんので、雨に打たれつつもテクテク歩き続けます。

23時半ごろ無事元祖七合目についてスマホで雨雲レーダーをみると、なんと富士山のこの辺しか降っていません。

んー、試される富士山!?

そんなわけで元祖七合目でだらだらしていると団体さんの先遣隊ですかね?後ろからおじさんとおばさんが追いついてきましたがびしょびしょです。これからレインウェアを着るといっていましたが、大丈夫なんでしょうか?

あと15分くらいで止みそうなので、こちらはエネルギーチャージして再度歩き始めます。じっとしているとホントに低体温症になりそうなので。

歩き始めたらしばらくして雨は止みましたが、かなり風が冷たいです。
防寒の為にレインウェアは来たままで登り続けて、八合目に到着…雪無いですよ?

IMG_2432

月もまた出始めたし、まぁあとは出たとこ勝負ということで、ここからは自己責任で九合目を目指します。

IMG_2435

…九合目までは問題なく(なんとなくルートが微妙に変更されている気もしますが)上がってこれました。

九合目の山小屋は営業していないですね。
エネルギー補給をしつつ胸突き八丁(九・五合目)に向かいます。

IMG_2436
九合目と九・五合目の間に、登山道内に雪があるところがちょっとだけありましたが、脇を通れば問題ないレベルでした。余裕じゃんとか思いながらも、八合目から少しずつ感じていましたが微妙に気分がモンヤリしています。高山病の雰囲気です。

IMG_2438

まぁ眠たいだけかもしれませんが、水分補給をこまめにしながらゆっくりのぼっていき、胸突き八丁に到着しました。もちろんここも営業していません。

この辺まで来ると雲も切れて下界がきれいに見えてきました。
夜行がいいところは

・暑くない
・夜景がきれい(天候による)
・星空がきれい(天候による)

ですね。

月光に照らされる雲海に気分も一新して頂上を目指します。

IMG_2439

すると、ブル道との別れ道、最後の直登のところから雪があります、ちょっとこれはきついかなぁ?今回は登る気満々なのでブル道でも登山道でもどちらに言ってもいいのですが、ブル道は風が強くてちょー寒そうだったので、意を決して雪渓を登る事にしました。

IMG_2443

一歩一歩慎重に登りつつ無事雪渓のつづら折を通過して…最後に岩場を本当に直登して、午前三時過ぎに無事に山頂に到着です。

IMG_2447 IMG_2446

山頂は…誰も居ません。いつもだと結構人が居るはずなんですが!?
当然浅間神社奥宮も郵便局も完全に閉まっています。それにしても土砂降りになったりツイッターしたりしつつで六時間もかかってしまいましたか…やはり弾丸登山はきついお年頃か?

まだ日の出には時間がありますのでここでまたツイッターをしつつ少し時間を潰していたら、あとから一人登ってきましたが本当に人がきません。

今日の日の出は4:32なので30分前に剣が峰に到着、という感じでもうひと登り、出発です。
馬の背は上をみたらいけません、ひたすら足元だけを見ながら登ります。

IMG_2454 IMG_2451

そして無事四時前に剣が峰に到着しました…誰も居ません!?

IMG_2461 IMG_2478 IMG_2460

なるほど納得、明るくなってきてから判りましたが雪がまだ大量に残っていてお鉢周りが出来ないような感じでした。これでは既に公式に開通している山梨側からは反対側のこちら側に来る人はほとんどいないのかもしれません。今年は山梨でドカ雪が降りましたからね、富士山も半分山梨県ですからまだまだ残っています。

というわけで剣が峰をしばらく独り占めなので、今回のミッションをこなしていきます。

・オープンソースアンカンファレンス@富士山

隊長が普段参加しているオープンソースカンファレンス(OSC)の100回記念イヤーとして、今年は日本の一番○○なところでOSCをしよう、ということらしいので、自分も勝手ながら日本の一番「高い」ところである富士山で一人オープンソースカンファレンス(非公式OSC)を開催です。笑

IMG_2455IMG_2456IMG_2458

OSunC@富士山山頂の内容は、最近流行のRaspberry Piという小型コンピュータと専用カメラを設置して微速度撮影(五分毎に撮影してあとで映像としてまとめる)に挑戦してみました。結果としては、五分は長すぎて画像が思ったほど撮れず、絵的にはいまいちだったので、秋また来れたら、その時にはもう少し間隔をつめて撮影してみたいと思います。

やはり事前の調査は大切です。(^-^;;;

・日本一高い場所でカップラーメンは美味しく食べれるのか!?

前回はインスタント味噌汁を美味しくいただきましたので、今回はカップラーメンに挑戦しました。

ふもとのセブンイレブンでカップうどんに手を伸ばしましたが、うどんだともしかして芯が残るかも?と思いとどまり、今回はカップヌードルにしました。

IMG_2464
IMG_2468

ジェットボイルでお湯を沸かして注いで待つこと三分…

IMG_2470
IMG_2474

アーユーハングリー?カップヌードルうまかったー!!

DSC_0978DSC_0979DSC_0983IMG_2475

ご来光を拝みつつ、以上のミッションを無事にこなしてしばらく体を朝日で暖めてから下山を開始します。

馬の背で「転びそう」と思ったら見事に滑って…BlackDiamondのトレッキングポールが折れてしまいました。:-(

DSC_0985

ちょっと気分が萎えたので三島岳でさらに体を温めつつ、下界からの無線での呼び出しも無いので六時半ごろからブル道をテクテクと下ることにします。

IMG_2480

途中、九・五合目の登山道との分岐にて、明るくなった雪渓を見ましたが、よくまぁここ登ったなぁと言う感じです。
明るいときに見たら確実に気分が萎えてブル道を登ったでしょう。

それにしても、これは八月まで雪が残るかもしれませんね。

下りはプールでのトレーニングのおかげでひざが笑ってすっころぶ事も無く、快調な下山です。

帰りに寄る温泉の開店時間を調整するためにお中道方面の確認をしたりしつつ、無事に九時前に五合目に戻ってきました。

DSC_0989 DSC_0990 DSC_0991

で、シャトルバスが出る前に、話題の富士山保全協力金を払って記念品!?も無事にもらって帰ってきました。

今回は久しぶりの弾丸で結構へばりましたが、秋はマイカー規制が解除されたら秋分の日までのどこかでもう一度行きたいと思います。

 

富士山に登り隊2013レポート

富士山に登り隊2013 2013.09.20-21

去年に続いて、今年も日本一の山、富士山に登ってきました。

今年はついに富士山が世界文化遺産となったため、シーズン前は行くのを見送りまして、シーズンオフとなりました九月の秋分の日の連休に行くことにしました。

毎年秋分の日には富士山に初雪が降るので今回も天候を気にしていましたが、今回は文句のつけようがないいい天気で、まさに快晴のもと、富士山を堪能してきました。

今回も昨年一緒に登りました車屋さんが「ぜひ行きたい!!」というので、二人での登山となりました。
金曜日の夜から行くか、土曜日の夜にするかと事前に検討しましたが、金曜日の夜出発で御来光を目標に、ということでスケジュールを立てました。

昨年の感じから、夜の11時に富士宮五合目を出発すれば、たぶん30分くらい前には剣が峰(西側)か久須志神社(東側)のどちらかにはたどり着けるだろうということで、今回もふもとの御胎内温泉で沐浴をしてから富士宮口:新五合目にて仮眠をしていくことにしました。

IMG_2090

※五合目の気圧は772hPa、気温はだいたい15度前後

今回は、自分が趣味で作っているGVCというシステムの一部を持参して、五合目から登頂して再び帰ってくるまでの気温・湿度・大気圧を記録する装置も同行します。(こちらの詳細なデータのレポートなどは、http://www.GVC-On.net/ にて後日行います)

IMG_2092

そんなこんなで準備をしつつ

IMG_2089

23時05分、出発となりました。

IMG_2094

そういえば今回は六合目で「ココ越えていくんですか?」「一緒に行ってもいいですか?」という人はいませんでしたね。
というか六合目はご覧の通りがっちりガードです。(^-^;;;

IMG_2098

昨年の写真では左側にまたいでいけるところがありましたが、今年はありません。
この下をくぐれる雰囲気がありますが、でもザックが邪魔ですから裏から回り込みまして、いざClimb On!

それにしてもいい天気です。

IMG_2101

写真は今ひとつうまく取れていませんが、完全に雲もなく、前日が中秋の名月という明るい月のおかげで、車屋さん的に言うと「スモールつきっぱ」という感じで明るい夜の山行となりました。

実は今回は隊長たる自分の方が富士登山に自信がなかったのですが(体重が少し増えていたため)、実際には仮眠もばっちりしたせいか、六合目から上はだいたい40分~30分ペースで一合ずつ詰めていき、4時11分に富士宮口の終点、浅間神社奥社まで着きました。

IMG_2116

車屋さんのほうが日々の激務でちょっとへばっていたのか、毎合目などで大きく休みを取りつつでしたが、それでも4時半前には奥社前で合流することができました。Good Job!

IMG_2123

ここで四時半なら余裕です。
一息入れてから一気に剣が峰を目指しました。

IMG_2122

無事五時くらいには剣が峰に到着しまして、御来光を見ることができました。

IMG_2126 IMG_2125 IMG_2131 IMG_2133 IMG_2134

IMG_2137

その後、見事な影富士を堪能したりしながらお鉢回り。

IMG_2141 IMG_2142 IMG_2143

久須志神社付近では車屋さんのお客さんとのアマチュア無線での無線交信にトライしましたが…呼んでも返事がなく、七時まで粘りましたがあきらめてお鉢周りを完了し、七時半から今回もご多分に漏れずブル道での下山開始となりました。

IMG_2144

下山を開始すると…約束していたお客さんからLINEにて「聞いてますー」との連絡が。うーん、そのままLINEで話せばいいのに、というのはおいといて、ではせっかくなので、途中で御殿場口方向に針路変更して、宝永山経由で富士宮五合目に戻ることにしました。

途中、宝永山につく手前でまさかの営業をしていた通称「ナナヨン」のわらじ館さんで無事交信に成功し大きく休憩。

IMG_2146 IMG_2145 IMG_2149

ちなみに御殿場口登山道にありますわらじ館さんは、なんでも六月中旬から九月の秋分の日の連休までは営業しているそうで、六合目以外の山小屋は全て閉まっていると思っていましたが、この時期までこんな上で空いている山小屋があるとはありがたいですね。

再び宝永山にて更新する約束をして、出発。

IMG_2150

宝永山まではほぼ砂走りなので、砂煙のためにお互い距離をとりつつ下ります。

IMG_2151

IMG_2153

富士山山頂や富士宮口登山道からみる宝永火口はあんまりピンと来ませんでしたが、実際に行って宝永山から火口側を見てみると、大自然の驚異というか、富士山の横っ腹から噴火したというのがよくわかりました。すごい迫力です。

無事宝永山でも交信ができましたので、一気に富士宮口五合目を目指します…が、これはすごい砂走りです。宝永火口下まで九十九折を一気に下ります。というか、ココを軽い気持ちで六合目経由で登ってくる人たちがいっぱいいましたが、この宝永山への道は完全に砂走りというかアリ地獄(三歩進んで二歩下がる)状態なので、富士宮口登山道から山頂にいくよりもきついんじゃないかと思いました。

皆さんお疲れ様です。

IMG_2154

そんなこんなで、六合目には十一時過ぎには到着。
ココからはテクテクと五合目を目指して、最後の難所、階段を下りて無事に戻ってまいりました。あ、ちにみに五合目では静岡県のアンケートをやっていましたのでちゃんと答えておきましたョ。

 

今回はだいぶ寄り道をしててんこ盛りの富士山となりましたが、どうやら来年もいくようなことを車屋さんが言ってましたので、頑張っていただきましょう。:-)